の続きです。
アイロン掛けで立体に仕上げます。
この記事では
ソフトタイプのアイロンビーズが
手元にない方でもすぐに作れるよう、
・ハードタイプ(「パーラービーズ」)
・Sサイズ(子供向け)の図案
の説明写真を使いますが、
手順自体は
ソフトタイプ、M・Lサイズも同じです。
プレートが下にある時は必ず中温です。
アイロンペーパーを敷いたMDF板は
高温でも大丈夫です。
アイロンも作品も熱くなります。
ご自身はもちろん、お子様が火傷しないよう
取り扱いには十分ご注意ください。
初めに
〇アイロン掛けの基本スタイルです
〇アイロン掛けの手順
①図案にアイロンペーパーを載せ、
中温でアイロン掛けをして
ビーズがバラバラにならない程度に溶かします。
②ペーパーを付けたままプレートごと裏返し、
プレートだけ外します。
③ペーパーを敷いたまま、
手でビーズをスマイルマークの口元ぐらいに
曲げて少し冷まします(火傷に注意)
溶け具合を確認するため作品を一旦裏返した
ところです。ビーズ同士がくっついています。
④アイロンを高温にセットします。
⑤もう一枚のペーパーを載せ、
アイロンが高温になったのを確認してから
ビーズを溶かします。
ビーズのつなぎ目が見えなくなるぐらいが
目安です。
こちらの面の方がキレイに溶けますので
「おもて面」とします。
溶かし過ぎて矢印部分の隙間を塞がないよう
注意してください。
マスクゴムが通るぐらいの幅が良いです。
⑥両面にペーパーを付けたまま、
ペーパーの左右を持ってくるっと裏返します。
最初に中温でアイロン掛けした面(ウラ面)も、
高温でビーズのつなぎ目が見えなくなる程度に
アイロン掛けします。
⑦アイロンの電源を切ります。
※ただし、複数の作品を連続して
アイロン掛けする場合は中温に戻してください。
⑧まだ柔らかいうちにペーパーの左右を掴んで、
おもて面が外側に来るよう、
トイレットペーパーの側面に沿うように当てて、
作品にカーブを付けます。
冷めて固まるまで5分ほどそのまま当て続けます。
⑨完全に冷めたら完成です。
普段、平面の作品ばかり作っている
アイロンビーズおばさんでも
思ったより簡単に立体に仕上がりました。
ビーズ代だけを単純計算すると
0.25円×60個=15円程度です。
※「ミドルフューズビーズ」
「パーラービーズ」で換算
気軽に制作できますし、
溝を溶かし過ぎてもカッターで調整できます。
よかったらぜひ作ってみてくださいね。