世界最小のアイロンビーズ、ミニハマビーズで
ネームプレートを作りました。
ベースはクリーム色、文字はダークグリーンを使用しました。
出来上がった作品を拡大してみます。
クリーム色の仕上がりがかなり気になりますね。
発色の濃淡、溶け方、中心から広がる放射状の色むら。
透明な袋の旧パッケージの時期より、
明らかにビーズの品質が低下しています。
現行品の2000個入りのパッケージは水色です。
同じ袋、同じロットのビーズでも
アイロン掛けする前から濃淡が識別できます。
高さが低いビーズもありました。
かと言って、ビーズを選別しながら
ペグボードに載せていくのは
野暮な話です。
売り物にするなど余程の事情がない限り、時間と労力の無駄です。
他のメーカーのミニサイズのビーズを使うべきでしょう。
発色や溶け方が均一で、
絶妙なグラデーションも表現できます。
プラシートで丁寧にアイロン掛けされ、
ツヤツヤに仕上がった作品は見ているだけで
気分が上がります。
現行品のミニハマビーズの特徴は
・49色(2019年4月現在)。
・直径2.5mm。
・ペグボードは専用品が必要。2.6mmとの互換性なし。
・ペグボードは白のみ。透明のボードのように下に図案を敷いてビーズを並べられない。
・入手方法は海外のハマビーズのオンラインショップ、
ボーネルンドのオンラインショップや一部店舗(共にセット品のみ)、
フリマアプリやオークションサイトにて購入可能。
・ビーズの品質にややばらつきあり。
と、あまりおすすめはできません。
それでもアイロンビーズおばさんが
ミニハマビーズの存在が気になり、作品を作る理由は
・世界最小のアイロンビーズ
・品質のばらつきを「自然な風合い」と解釈する
です。
まず作品の小ささ。
これが一番の魅力です。
ガラスの丸小ビーズで作った手芸品のような
細やかさが図案の可能性を広げます。
次に、短所でもある色むらは
土壁や布地のような自然素材の凹凸だと思えば
風合いや味わい、温かみが出ていいかな、と
ポジティブに捉えることもできます。
日本国内でのミニアイロンビーズ市場において
ミニハマビーズは開拓者ですが、
残念ながら今後主流になることはないでしょう。
アイロンビーズおばさんはマイペースで細々と、
手持ちの在庫で作品作りを続けていこうと思います。