2019年04月02日

ミニハマビーズでスマホケースを作る / 花の図案 / 自作スマホケース

iPhoneはスマートフォンのケースやカバーが
たくさん販売されています。

アイロンビーズおばさんはiPhoneではなく、
料金プランや本体が より低価格な機種を選びました。
絶対に落っことして壊しそうだな、と思って、
手続きの待ち時間に店頭でスマホケースを探したんですが、
種類の乏しさ、値段の高さに驚きました。
スマホによって全然違うんですね。

インターネットで比較的安価な
ソフトタイプの透明カバーを購入し使っていましたが、
ちょっと物足りなくなってきました。

そこで、世界最小のアイロンビーズ、
ミニハマビーズ(2.5mm)でスマホケースを作ってみました。










図案はとっても素敵なモチーフ満載のクロスステッチの洋書、
PAUL ILONA / ZSILLE ZSIGMONDNE著
『KERESZTSZEMES HIMZESMINTAK』(1976年/ハンガリー)
表紙および157ページ/239番を参考にしました。
hamaminicase9.jpg
ケース本体は再度インターネットで探して、
透明のハードタイプを用意しました。

幸いなことにビーズと図案のマス目がほぼ同じ大きさだったので、
ケースを重ねて幅が合致するデザインにしました。
春なのでカラフルなお花の図案です。
hamaminicase12.jpg

hamaminicase11.jpg

大まかにレンズ部分の穴を空けました。
最後に調整して並べます。
hamaminicase10.jpg

クロスステッチ図案を参考にする場合、
本来ならば布がある部分をビーズで埋めていきます。
半透明のグリーンとイエローを候補にしました。
hamaminicase7.jpg

実際に並べて比較しました。
どちらも既に同系色を使っていますが、
グリーンのほうが図案を引き立ててくれそうです。
hamaminicase6.jpg






アイロンビーズおばさんは右利きなので
作業しやすい左側から黙々と並べます。
hamaminicase8.jpg

レンズ周りの空白も確保。
やっとできました。ここまで2時間かかりました。
hamaminicase5.jpg










アイロン掛けしました。
反りもなく、意外と硬くて丈夫です。
hamaminic4.jpg

ビーズの溶け方もムラが少なく、
全体的に四角くなってクロスステッチの作品っぽく
仕上がりました。
hamaminicase1.jpg


強力タイプの両面テープでケースに貼りました。
hamaminicase3jpg.jpg

粘着力が強く、全然はがれそうにありません。
アイロンビーズ作品は持ち物に使うと
もげたり欠けたり壊れることが多いですが、
今回は予想以上に頑丈です。
hamaminicase2.jpg
せっかくアイロン掛けまでうまくできたのに、
おばさん最後にちょっと失敗しました。
よく見ると上部が右に傾いていています。
斜めに貼り付けてしまいました。

でも本当に強粘性で全然はがれず、修正できませんでした。
兼好法師『徒然草』の「高名の木登り」を思い出しました。
次回からは最後の最後まで気を抜かずに作業しよう、と反省です。


この図案集『KERESZTSZEMES HIMZESMINTAK』は
おばさんの手持ちの本の中でもかなり高額ですが、
オールカラーで他にもアイロンビーズで作りたい図案が
いっぱいです。

東欧ハンガリーからはるばる届いた40年以上前の図案を元に、
東洋の島国に住むおばさんが
北欧デンマーク製のビーズを並べてスマホケースを作る。
ありがたい時代ですね。







posted by 阿彦伊織 at 10:00| Comment(0) | ミニアイロンビーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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