こちらの記事の作品は
個人で楽しむ範囲で制作しています。
娘の周りでは、女の子を中心に
サンエックスのキャラクター
「すみっコぐらし」が大人気です。
アイロンビーズおばさんも
かわいいものは大好きですが、
もっさりしていて何が魅力なのか
分かりません。
よく見かけるキャラクター以外にも
いろいろな種類があると聞いて
公式サイトで調べてみました。
うーん、確かにかわいい。
特に「たぴおか」と「ほこり」と
「えびふらいのしっぽ」がかわいい。
”みにっコ”と分類される
小さいサイズのキャラクターと戯れる姿が
かわいさを何倍にも膨らませているんですね。
更にGoogleで画像検索。
出てくる出てくる。
様々なシチュエーションのイラストが。
かわいさ爆発で母娘で悶絶です。
活発で落ち着きのない娘が
「アイロンビーズでつくってみたい」とのこと。
どのビーズを使って、
どういうデザインにするか。
まず、キャラクターを
そのままドットでなぞると
どうもイマイチだと気づきました。
体に対して目が小さくなってかわいさ半減。
イラストの丸みや余白の柔らかさも
表現できません。
次にカワダ「パーラービーズ」で考えます。
すみっコぐらしのチャームを作れるセットが
販売されていますので、
パッケージの図案を見てみました。
かわいいけど、縁取りの線が少し目立って
気になります。
最後にたどり着いたのが
バンダイ「オリケシ」です。
オリケシは2009年に発売。
おばさんはドット絵が好きで、
オリケシの材料だけは発売後すぐ買いました。
でも一度も作ったことはありません。
大人になるとそもそも消しゴムをあまり使わないし、
事務用の方がよく消えるし、と
創作意欲が湧かなかったんです。
おばさんが子供の頃も
オリジナル消しゴムを作る商品は一応ありました。
粘土と練り消しの中間みたいな材料を成形して、
お鍋に熱湯を沸かして茹でて
冷ましてできあがり、という代物です。
当時は月見だんごの出来損ないみたいな形しか作れず、
すぐに飽きてしまいました。
話が逸れました。
オリケシのすみっコぐらしのセットの
デザインがかなりかわいいです。
縁取りもなく、なるべく四角に近くなるよう
無駄をそぎ落としたデフォルメ。
初期のコンピューターゲームの
ドット絵の様です。
店頭で配布しているオリケシのチラシを参考に
アイロンビーズでたぴおか作りに挑戦です。
使用ビーズは
バンダイ「I♡beads(アイビーズ)」です。
「アイビーズ」は円の直径3.5㎜、高さ6㎜の
ハードタイプの細長いアイロンビーズです。
いわゆる一般的な「アイロンビーズ」は
カワダ「パーラービーズ」だと
円の直径5㎜、高さ5㎜です。
娘が「らくらくペン」で配置していきます。
このペンはカワダからも かつて販売されていた
パーラービーズ「わくわくビーズペン」のような
便利で面白い道具です。
「アイビーズ」は2003年12月に発売。
2011年2月まで新商品が出ていました。
現在は生産が終了しています。
バンダイが主に女児向けに開発した、
つまみやすく、きれいな発色で、硬くて丈夫、
出来上がりがコンパクトで
かさばらない、
キーホルダーなど身に着けやすい、
とアイロンビーズの可能性を広げた良い商品だと思います。
惜しむらくは独自規格だけに
プレートの小ささ、色数の少なさなど
普及するには課題があったことです。
おばさん自身も下火になってから参考にと
購入したため、ビーズの在庫はあまりありません。
いつか手持ちの商品を並べて紹介したいと思います。
娘に頼まれおばさんもお手伝い。
精密ピンセットで所要時間2分。
3色できました。
真ん中のコがちょっと細長いですよ。
アイビーズ、アイロンの温度は中温です。
アイロンペーパーで仕上げました。
様子を見ながら穴を潰し、
四角いドットになるまで溶かしました。
裏側です。
最初にアイロン掛けした面より
穴の潰れ方にムラができてしまいました。
アイビーズは高さがあるので、
ビーズ自体に多少の個体差があります。
水色の矢印は、やや高さの低いビーズです。
完璧を求める方は、高さを揃えるときれいな仕上がりになると思います。
えびふらいのしっぽにも挑戦中
(詳細はまた後日)。
たぴおか、立ちました。
ビーズを潰しても厚みがあるためです。
かわいいですね。
別の角度から。
やっぱりかわいいですね。
たぴおかは他のキャラクターと違って
大量に何粒も存在するそうです。
おばさんも量産したくなりました。
posted by 阿彦伊織 at 10:00|
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アイロンビーズ
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