秋、温州みかんが店頭に並び始めると、
「昔より高くなったなあ」と思いつつ、
10個ぐらい入った袋詰めを買って
常備してしまいます。
アイロンビーズおばさんが子供の頃は
基本的にキロ単位で箱買いして、
家族で食べまくっていました。
冬休みには食べ過ぎて手のひらが
黄色くなる程に。
おばさんはヘタのついていない
おしりからむいて、薄皮ごとに食べます。
おそらく最も一般的な食べ方でしょう。
おばさんの母親は
房から果肉だけを吸って薄皮を捨てます。
おばさんの兄弟は
房の白い筋を全部取ってから食べます。
おばさんの夫は
ヘタのついている頭からむきます。
おばさんの子供二人は
おばさんと同じ食べ方です。
これも遺伝するのかな、と考えましたが、
単に一緒にみかんを食べる機会が
多いからかもしれません。
ある程度の年齢になれば
道具も要らず自力でむいて食べられる、
非常にありがたい果物です。
たまに油性ペンで顔を描くと、
とても喜んでくれます。
10月はジャック・オー・ランタンが
多いです。子供達も描きます。
こちらはプリキュア。
ふりかけの袋を見ながら描きました。
目が本当に難しい。
眉毛の角度、各パーツの配置も絶妙です。
毎年毎年、
新しいプリキュアがどんどん誕生する中、
どうやって顔つきがダブらないよう
描き分けるんでしょう。すごいです。
以前、おばさんはアイロンビーズで
プリキュアに挑戦したのですが、
娘の反応が無に等しかったので止めました。
おばさんのようなファミコン世代は、
カセットの箱に描かれた豪華な絵が
テレビ画面では簡素なドット絵に
変換される現象に慣れています。
平成生まれの娘には
デフォルメされた図案が
どのプリキュアか認識はできても、
特に手に入れたいほどの興味は
湧かなかったようです。
つぶらな瞳をビーズ一粒で表現する美学は
まだ通じませんでした。
顔の造形は
食玩フィギュアの精巧さには勝てません。
ちょっと高額ですが、買ってあげると
速攻でキーホルダーをカバンに付けたり
お人形遊びをしたり、大喜びです。
でも、
子供が食玩フィギュアを扱う際に
ひとつ、大きな注意点があります。
「絶対に落下させないこと」。
すぐに首が折れます。
首が細く、頭が大きいので
接着してもまたもげます。
我が家でも何体かお別れしました。
この点はアイロンビーズ作品の方が
安価で頑丈ですね。
おばさんは
「キュアペコリン」がお気に入りです。
物語の最終章に登場したため、
ほぼ商品化されていません。
いつかミニサイズのビーズで作って
娘に「すごーい」と褒めてもらいたいです。
ラベル:子供と楽しむアイロンビーズ