2018年11月25日

11月の飾り / 七面鳥 / サンクスギビングデー(感謝祭)

10月は「ハロウィン」のモチーフが豊富で
アイロンビーズで何を作ろうか、
考えるだけでもあれこれ楽しいです。

しかし、11月は何が象徴的なのか、なかなか思いつきません。
かといって早くからクリスマスの飾りにするのも
ちょっと悔しい気分です。

ざっくりしたイメージだと「秋」で
「紅葉」や「果物」などでしょうか。
行事だと「七五三」がありますが、
アイロンビーズで作るとなると
「晴れ着」や「千歳飴」のおめでたさを表現するのは
至難の業です。

そこで、困った時は
本家パーラービーズの図案が本当に頼りになります。
公式サイトで無料公開している
「サンクスギビングデー(感謝祭)」のモチーフを参考に、
七面鳥を作ってみました。

色調はアイロンビーズおばさんの手持ちのビーズで
賄えるよう、アレンジしてあります。
使用ビーズはパーラービーズです。
104243.jpg

おばさんは向かって左を向いた顔が落ち着くので、
図案を反転して配置しました。
これが思ったより骨の折れる作業で、
結局小一時間掛かりました。
111829.jpg

配色も秋らしい茶系統でいい感じです。
2828029.jpg

同じくパーラービーズのサイトの図案で
肉料理になった七面鳥も作りました。
右側の骨付き肉で「おうどいろ」が無くなってしまい、
左側の丸焼きは「ちゃいろ」を使っています。
右手で肉料理を掴みたいので、骨を向かって右側に配置しました。
110014.jpg
ツヤツヤ感が無い方がおいしそうかな、と思い
アイロンペーパーで仕上げました。


裏側に冷マ(水道屋さんなどの販促用マグネット)を貼りました。
広告が印刷された部分を手でめくって剥がしました。
接着剤は高価なので、強力な両面テープで十分です。
428029.jpg
12月はこの七面鳥たちに
クリスマスらしいモチーフを足して、
玄関に飾る予定です。




posted by 阿彦伊織 at 10:00| Comment(0) | アイロンビーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月24日

新旧パーラービーズパッケージ表記の違い / Made In U.S.A. / MADE IN CHINA

パーラービーズは2011年頃を境に
ビーズの材質が改良され、
溶け方に違いがある例を紹介しました。

今回はアイロンビーズおばさんの手元にあるパッケージから、
新旧の見分け方を説明します(2019年11月現在)。
2019年リニューアルのパッケージは
こちらの記事をご覧ください。


〇現行品(2011年後半以降)のビーズ 
単色パック/2013年/中国製
パーラービーズ2013単色.jpg

パーラービーズ2013単色裏.jpg
・ビーズは中国製です。これが一番わかりやすい見分け方です。
「MADE IN CHINA」もしくは
「MADE IN DONGGUAN, CHINA.
 (中国広東省中部にある工業地帯、東莞市⦅とうかんし⦆で製造の意)」
 の表記があります。

・株式会社カワダの四角いロゴマークが「青色」

・「🄫(マルC/製品の著作権表示)KAWADA ○○○○年」の
年が2011年以降。🄫2013

ちなみに、同じ色を大量に使って大型の作品を作りたい時は、
バーコードの下のロット番号が同じ物をまとめて購入すれば
色味に差が出ず安心です。


〇現行品(2011年後半以降)のビーズ 
ミックスパック/2015年/中国製
パーラービーズ2015ラメミックス.jpg

パーラービーズ2015ラメミックス裏.jpg
・ビーズは中国製
・株式会社カワダの四角いロゴマークが「青色」
・「🄫 KAWADA 2015」


〇現行品(2011年後半以降)のビーズ 
ミックスパック/2009年/中国製
パーラービーズ2009夜光ミックス.jpg

パーラービーズ2009夜光ミックス裏.jpg
・ビーズは中国製
・株式会社カワダの四角いロゴマークが「青色」

・「🄫(マルC/製品の著作権表示)KAWADA ○○○○年」の
年が2011年以降、ではなく2009年ですが、
 この「年」は”最初の版”を表しています。
 右側の「夜光ミックス」は商品が企画され、
 ”販売を開始した年”が「2009年」だった、という意味です。

 つまり写真の「夜光ミックス」は
パッケージが2009年から2011年後半以降も販売された商品(版)で、
中身のビーズは中国製表記なので現行品が入っています。
 商品のコンセプトはそのままに、ビーズだけ途中で”改定”された訳です。
 2018年11月現在販売中の「夜光ミックス」は2015年の規格ですので、
 「一つ前の版でも現行品のビーズが入っている」という例です。


〇現行品(2011年後半以降)のビーズ 
   バケツ型ミックスビーズ/2015年/中国製
パーラービーズ2015ガールスタッフ.jpg
・ビーズは中国製
・株式会社カワダの四角いロゴマークが「青色」
・🄫 KAWADA 2015


〇補足
・株式会社カワダの四角いロゴマークが「緑色」でも
 商品の発売日が2011年9月以降なら現行品です。
※記事の一番下でロゴマークの変遷を辿っています。



-------ここより下がアメリカ製の旧パーラービーズです。------



〇旧パーラービーズ
   単色パック/2002年/アメリカ製
パーラービーズ2002USA単色パッケージ.jpg

パーラービーズ2002USA単色裏.jpg
アイロンビーズおばさんが一番最初に購入した
ビーズのパッケージはさすがに残っていないのですが、
それでもかなりの年代物です。

・ビーズはアメリカ製です。
 パッケージ正面の右上に星条旗と「MADE IN U.S.A.」の表記
・「輸入発売元カワダ」の表記無し
・裏面左上に日本語で注意書きと
 容器包装リサイクル法に基づいたマークが表記
・🄫2002

既にカワダ社が日本で輸入販売していたので、
パッケージに日本語は記載されています。
直輸入品だったのでしょうか、
カワダのロゴマークは印刷されていません。


〇旧パーラービーズ
   単色パック/2003年/アメリカ製
パーラービーズ2003USA単色パッケージ.jpg

パーラービーズ2003USA単色裏.jpg
こちらも正面は英語表記のみですが、
たった一年違うだけでだいぶ変わりました。

ビーズはアメリカ製
 裏面右下に星条旗と「 Made In U.S.A.」の表記。
・裏面左側に「輸入発売元 カワダ(ロゴマーク)」、鳥のロゴマーク、
 カワダ社の連絡先
・裏面右側中央に日本語で注意書きと
 容器包装リサイクル法に基づいたマークが表記
・🄫2003

おばさんの手元にあるパッケージが古すぎて
あまり参考にならないかもしれません。
現行品に至るまで単色パックのデザインは
少なくとも4回(内2回アメリカ製、2回中国製)は変更されています。

中国製かアメリカ製か、がポイントです。


〇旧パーラービーズ
 バケツ型ミックスビーズ/2003年/アメリカ製
パーラービーズ2003夜光ミックフタ.jpg
ビーズはアメリカ製
 右下に星条旗と「 Made In U.S.A.」の表記。
・「輸入発売元 カワダ(ロゴマーク)」、鳥のロゴマーク、
 カワダ社の連絡先
・日本語で注意書きと
 容器包装リサイクル法に基づいたマークが表記
・🄫2003


〇旧パーラービーズ
 ボトル型ミックスビーズ/1999年/アメリカ製
パーラービーズ1999USA筒1.jpg
ビーズはアメリカ製
 ラベルに星条旗と「 Made In U.S.A.」の表記
・「輸入発売元カワダ」の表記無し
・日本語表記は一切無し
・🄫1999
・ボトルのフタは黄色(現行品は黄緑色)
・ラベルの印刷にズレがある

こちらも直輸入品なのか、
カワダ社どころか日本語表記が全く見当たりません。
印刷も少しズレていて、
パーラー社のロゴマークや星条旗の線と色に隙間があります。


〇旧パーラービーズ
 ボトル型ミックスビーズ/1999年/アメリカ製
パーラービーズ1999USA筒2.jpg
ビーズはアメリカ製
 ラベルに星条旗と「 Made In U.S.A.」の表記
・「輸入発売元カワダ」の表記無し
日本語で注意書き、「日本語説明書付」、
 容器包装リサイクル法に基づいたマークが表記
・🄫1999
・ボトルのフタは黄色(現行品は黄緑色)
・ラベルの印刷にズレは修正

同じ1999年の版のラベルですが、
日本語表記が登場し、印刷もバッチリ決まりました。
まだカワダ社の表記はありません。

この後の筒入りミックスカラービーズが
アイロンビーズおばさんの手元にはありません。

単色パックと同じく、
基本的には中国製かアメリカ製か、
表記を探せば容易に判別できると思います。


〇補足
おばさんの手元にパッケージはありませんが、
画像検索から確認した違いもあります。下記もアメリカ製です。

・①「緑色」の株式会社カワダの四角いロゴマーク、
 ②星条旗の代わりに
 「Made in the
  "太字のU.S.A.(星条旗柄で塗りつぶし)"
  Fait aux E.-U.(フランス語でアメリカ製の意)」
 が並記

・①「緑色」の株式会社カワダの四角いロゴマーク、
 ②「Made in the
  "太字のU.S.A."
  Fait aux E.-U.」、
 ③「funfusion」のロゴマーク
 が並記


カワダ社のパーラービーズ公式サイトの「お知らせ」欄にて
2009年4月に「一部商品のパッケージのリニューアル」と
「商品により色味の変更がある」ことをアナウンスしていますが、
中国製とアメリカ製の切り替え時期とは異なります。
リニューアル後のパッケージも単色パックだと
アメリカ製は右上に「星条旗」か「太字のU.S.A.」の表記があります。


・ロゴマークによる見分け方の補足
最後にカワダ社のロゴマークの変遷についてです。

カワダのパーラービーズ公式サイトにある
図案の「下絵ダウンロード」を参考にしました。

一番最初の2006年夏号では左から順に
「鳥とKAWADA」
「(カタカナで)カワダ」
「(ダイヤブロックを上から見た)
 丸い突起8個の下にローマ字でKawadaの四角いロゴ」
と、3種類のロゴが並んでいました。
色は全て緑色です。

2007年夏号まで記載されていた「鳥のロゴ」
2007年クリスマスの図案以降いなくなります。

2008年のクリスマスでは
カタカナの「カワダ」が一旦消え、次回から復活。
その後、2011年Dec.のvol.50と51で再度消え、
「ブロックとKawadaの四角いロゴ」のみになります。

しかし遂に、次の2012年Jan.を境に
「四角いロゴ」「緑色」から現行の「青色」に変わり
「鳥」カタカナの「カワダ」は完全に姿を消しました。

このロゴマークの変遷が
「四角いロゴが青色ならビーズはアメリカ製」と判別する所以です。


2008年10月には世界最小級ブロック「nanoblock🄫」が発売。
2012年5月には社名表記が
「株式会社河田」から「株式会社カワダ」へと変更されています。

日本を代表する玩具のメーカー、総合商社が
より一層世界中へ事業を展開していく過程の一つとして、
2009年から2011年にかけて
パーラービーズのパッケージ、製造拠点や原材料の
リニューアルが行われたように感じます

結果、アイロンビーズの人気は幅広い世代に拡大したと思います。
一時期「しろ」と「くろ」が品薄になりました。
市場に他のメーカーの参入も相次ぎ、
2.6mmサイズや色数豊富なビーズもどんどん登場しています。
愛好家としては嬉しい悲鳴の毎日です。


以上、長々とご覧いただきありがとうございました。







posted by 阿彦伊織 at 00:00| Comment(0) | アイロンビーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

新旧パーラービーズの溶け方の違い / 中古品購入時の注意点

「パーラービーズ」の新と旧とは。

まずはアイロンビーズおばさんの作品を例に
溶け方の違いをご覧ください。
左側が旧規格品のパーラービーズ(2011年後半頃まで製造販売)、
右側が新、つまり現行品のパーラービーズです。
パーラービーズ新旧溶け方の違い.jpg
110323.jpg

旧規格品はビーズの中心が良く溶けて四角っぽくなり、
周囲がボコボコしています。
ビーズの外周が溶けて下がるため、
ビーズ一粒一粒が合体している印象です。
110400.jpg
現行品は表面が滑らかで、中心も円型を保ったまま溶けます。
ビーズ同士が一体化する為つぶつぶ感は少なく、面を形成しています。
※ビーズ穴の大小は、おばさんのアイロン掛けにムラがあったためです。
110442.jpg


次に娘の作品をご覧ください。
全て旧パーラービーズを使いました。
100043.jpg
好きな色である赤、ピンク、緑を中心にトレイに入れたにもかかわらず、
まんべんなく色を使ったモザイク模様です。

ツヤツヤ仕上げのプラシートでアイロン掛けしても、
穴が潰れるぐらい強めに溶かさないとツヤ感は出ません。
この作品ではビーズの粒が際立ってしまい、あまり効果がありませんでした。
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とうめい、ラメとうめい、夜光は
現行品と同じく不透明の色と比べ溶けやすいです。

夜光は「しろ」が白に近く、「オレンジ」は黄色に近い色味です。
質感もビーズの側面が旧規格品はザラザラしていて、
現行品はツルっとしています。
もし混ざってしまっても見た目で判断できるほどです。

クッキングシートで仕上げた裏面です。
現行品より黒ずみが目立つビーズもあります。
1000199.jpg






〇旧パーラービーズは
・2011年後半まで製造販売
 推定ではありますが10月頃が切り替え時期だったようです。
・パッケージ表記は「Made In U.S.A.」
・溶け方が一粒毎で、作品の表面が面というより粒の集まりになる
・黒ずみが目立つビーズが多い
です。

〇現行品のパーラービーズは品質が改善され、
「MADE IN CHINA」もしくは
「MADE IN DONGGUAN, CHINA.
 (中国広東省中部にある工業地帯、東莞市⦅とうかんし⦆で製造の意)」
と表記されています。


今回、新旧パーラービーズの違いを記事にした理由は、
中古品を購入、使用する際に
「アイロンビーズ」が
疑問やトラブルの元になるのを防ぐ為です。


アイロンビーズおばさんは1996年頃から
「パーラービーズ」を使って作品を作っています。
初めてアイロンビーズと出会ったのは
ボーネルンド旧原宿店での「ハマビーズ」でした。
しかし、夜光ビーズの色数の多さと、
入手のしやすさから「パーラービーズ」を選びました。

どちらも同じハードタイプですが、
当時からビーズの高さや穴の大きさの違いなど、
微妙な違いが愛好家のサイトで指摘されており、
下記の結論に至りました。

「メーカーの違うビーズは混ぜない方がいい」

これは今なお、アイロンビーズに関して重要な点です。
大きさや溶け方が違うので、表面が均一に仕上がりません。

ビーズは”雑貨の一種”の扱いに過ぎないお店より、
アイロンビーズを主力に製造、販売されている
メーカーの商品をお薦めします。
ビーズもプレートも高品質です。
アイロンビーズおばさんは
おばあさんになっても作品を作って楽しむ人生を送りたいので、
信頼のおけるメーカーの商品を使い続けていきます。

こうした経緯から、1996年頃から2000年代にかけては
「パーラービーズ」に統一して作品を作っていましたが、
ある日、異変に気づきました。

「同じ色なのに溶け方が違う」。

おばさんはビーズを大量にストックしていたため、
定期的な補充はしていませんでした。
2014年、久々にパーラービーズ「みんなのくるまセット」を購入し、
封入されていた図案通りにビーズを並べ、
きみどり色のクレーン付きトラックを作りました。

いざアイロン掛けすると、
「きみどり」と「はいいろ」だけ一部のビーズが凹みました。
セット物はミックスカラーのビーズでした。
そこで、作業効率を上げようと、色分けしてある
手持ちのストックからもプレートに並べたのです。
新しく購入したビーズと自分の在庫を混ぜた行為が原因でした。

アイロンビーズおばさん、これはかなりショックでした。

ビーズの溶け方がキレイになったので、
品質を改良してくれた点は非常に嬉しいのです。
でも、おばさんがホコリが入らないよう容器に入れ、
冷暗所に保管してきたストックに
現行品がもう補充できないなんて、悲しすぎます。
ポリエチレンは劣化が少ないし、
布地の柄の様に流行り廃れにも左右されないはずだったのに。

結局、「新旧ビーズを混ぜないように作品を作る」
というシンプルな決まりを守りながら、
現在もメインで「パーラービーズ」を使っています。






スマートフォンが普及し、
オークションやフリーマーケットがより身近になりました。
「子供が遊ばなくなったので」と
アイロンビーズを出品している方をよく見かけます。
お子さんが既に中高生に成長している場合は
旧パーラービーズの確率が高いです。

中古品購入の際は出品者が
「複数メーカのビーズを混ぜていないか」
「旧規格のパーラービーズかどうか」
商品のパッケージや保存状態から確認すると、
お互い納得のいくお取引きができると思います。

アイロン掛け後の仕上がりが特に気にならないのであれば、
安価で旧規格のビーズを購入して、
子供と思いっきり作品作りを楽しむ、
という選択肢もあります。

溶け方が違っても、出品者の保存状態が悪いのではなく、
アイロンビーズのメーカーや、規格の新旧の違いが
原因となる場合がある点をご理解頂いた上で、
ビーズ遊びの世界が広がれば楽しいな、と思います。






posted by 阿彦伊織 at 10:00| Comment(0) | アイロンビーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月15日

つながる六角ボード / ボーネルンド / ハマビーズ

アイロンビーズおばさんは家族でお出掛けする時、
「家族全員一緒」にはこだわりません。
息子と娘の性格が全く違うため、
「家族」と言う最小集団でも
協調性を保つのが大変だからです。

家族を「大人と子供」、「男女」、「静と動」で分類すると
夫   (大人・男・動)
おばさん(大人・女・静)
息子  (子供・男・静)
娘   (子供・女・動)となります。

休日は、夫(男)と息子(男)が
当てもなく電車に乗って気ままな小旅行をしたり、
夫(動)と娘(動)が
大きな公園で一日中泥だらけになるまで遊んだり、
おばさん(静)と息子(静)が
用事のついでにお茶して東急ハンズやロフトをぶらぶらしたり、
と目的によってチーム分けして
行動する場合があります。


先日、用事があって家族全員で出かけた後、
子供向けのアニメ映画を観に行く流れとなりました。

ここで
夫(大人・動:映画観たい、休日に子供と遊ぶの大好き)
おばさん(大人・静:映画観なくてもいい、たまには一人の時間が欲しい)
息子(子供:映画観たい)
娘(子供:映画観たい)
となったので、

夫が子供二人を連れて映画館へ行き、
おばさんは一人で街をブラブラすることにしました。


前置きが長くなりました。
ここで世界の優れたあそび道具を販売する
「ボーネルンド」の登場です。
普段はオンラインショップで購入することが多い
「ハマビーズ」の関連商品。
せっかく一人になれたので店頭に足を運んでみました。

家族連れで出掛けたのなら
子供達と一緒に行きたいところですが、
このお店は「動」の娘のテンションが
急上昇して大変なんです。
目に入ったおもちゃに次々と興味を示し、
展示品で飽きるまで遊び、質問攻めに遭います。

娘の反応は理想的な成長過程の一つとは思いますが、
毎回この調子なので疲れます。
おばさんだってたまにはゆっくりお店を見たいです。

久々のボーネルンド店内で
ハマビーズのコーナーを見ていたら、
まだ持っていないプレートを発見しました。
一回り小さめの六角形ボードです。
ハマビーズ ボード つながる六角形.jpg
ハマビーズ ボード つながる六角形 裏側.jpg
今秋店頭に並んだ新商品、連結できる六角形ボードだそうです。
その名も「つながる六角形」。
一辺のマス目は13個です。

いままで大作を作る時は四角形ボードしか
使えませんでした。
これならビーズ同士の接触箇所が多くて丈夫な
六角形ボードで大型の作品が作れます。
早速購入ました。
店頭に足を運んだ甲斐がありました。

もっとも、アメリカのパーラー社のサイトでは
「Super Hexagon Clear Pegboard」という
一辺が26マスもある、大型で連結可能な
六角形ボードが販売されています。
しかし、今のところ(2018年11月現在)
日本では店頭やショッピングサイトで
見かけたことはありません。
海外のショッピングサイトから直接購入するのが
主な入手方法の様です。

結局、ボーネルンドを2店舗はしごして、
合計6枚のボードを購入しました。


自宅にある六角形のボードと並べて比較しました。
17035128029.jpg
上段から「ボードL ホシ(透明)」、「ボードS ホシ(透明)」。
下段は「ボードL 六角形(白)」、「つながる六角形」、「ボードS 六角形(透明)」です。
普段はボードLで事足りそうですが、
雪の結晶など大量生産したい時には役立ちそうです。

ハマビーズのボードの特徴である、ペグ(突起)の高さ。
連結部分も狂い無くキッチリと繋がっています。
170922.jpg
170953.jpg


2枚を横に連結しました。
これだけでもボードLよりだいぶ長くなります。
170524.jpg

更に6枚で連結したところです。
3Dキューブをたくさん並べた幾何学模様を作っても面白そうです。
ハマビーズ ボード つながる六角形 横に六連結.jpg


円を描くように連結しました。
もう一枚ボードがあれば巨大なクモの巣が作れますね。
スペースを7か所空ければ
新生児から小学校の入学式まで7年分、
子供の写真が飾れそうです。
ハマビーズ ボード つながる六角形 サークル型六連結.jpg

171009.jpg
何が作れそうかあれこれ考えていると、
花びらが一枚多くなるけどラフレシアにも見えてきました。
繋ぎ方や図案をいろいろ検討してみようと思います。






posted by 阿彦伊織 at 23:23| Comment(0) | アイロンビーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

ハロウィン後のメガネとサングラス / 接着剤 コニシ「ウルトラ多用途SU プレミアムソフト クリヤー」

10月31日はお天気にも恵まれ、
アイロンビーズおばさんは子供たちと
ハロウィンパーティーを兼ねた
公園遊びを楽しんできました。

子供たちが集合したら
すぐに集合写真撮影です。
みんな普段とちょっと違う雰囲気に
テンション高めでした。

撮影小物としてアイロンビーズで作った
メガネ、シャッターサングラス、
ひげメガネのフォトプロップスを
持って行ったところ、なかなか好評でした。
アイロンビーズ メガネ


でも予想通り、
曲げたり被り物に刺さったりで
ところどころ壊れました。




・無事
102535.jpg
フォトプロップスは補強した甲斐がありました。
ツヤツヤのプラシートではなく、
アイロンペーパーでツヤ消し仕様にしたため、
黒いビーズがカメラに反射せず撮れました。


・一部破損
10263128029.jpg
つるの一番端の階段状になっている部分は
予めグルーガンで補強しましたが、
折れやすかったです。
10271328029.jpg


・全損
102604.jpg
曲げてポキッと折れました。




そこで、
今回は破損箇所を接着剤で補修してみます。
コニシ「ウルトラ多用途SU 
プレミアムソフト クリヤー」の登場です。

実はこの接着剤を使うのは初めてです。
102747.jpg102824.jpg
アイロンビーズ専門店の
「ピクセルピコ」さんでは
ツールのカテゴリーで販売中です。

店頭では、大きめの文房具売り場や
ホームセンターでないと
取り扱いが無い場合があります。




アイロンビーズおばさんの作品は
平面が中心です。

テグスで吊るす、
金具を通してキーホルダーにする、
裏側に強力タイプの両面テープで
マグネットを付ける、という用途が多いため、
接着剤のことはあまり気にしていませんでした。

何か折れたり剥がれたときは、
銀色のパッケージの
コニシ「ウルトラ多用途SU クリヤー」が
とっても便利です。
家中の大体の物が接着出来てしまうんです。


でも、
改めて見ると、ほとんどの接着剤に
アイロンビーズの原材料である
ポリエチレン(PE)と、
ポリプロピレン(PP)は接着できません
と表示されています。

PEはマヨネーズ容器(低密度PE)、
PPは衣装ケースが分かりやすい例です。
確かに、表面がツルツルしていて、
接着してもパリッと剥がせてしまいます。




今回は珍しく身に着ける立体物を作ったので、
「SU プレミアムソフト」を使い、
破損部分を接着してみました。
113244.jpg
15分以上経過したところです。
このまま明日まで24時間硬化させます。

以前使っていた「SU クリヤー」に比べ、
「SU プレミアムソフト」は
少しサラサラしていてベタつきます。

接着部位の固定も時間ががかりました。
いろいろ迷った挙句、
手で支えながら10分以上待ちました。

24時間経過後、硬化完了したので
そっとサングラスをかけたところ、
ちゃんと接着できていました。

ただ、説明書にもある通り、
はみ出した部分は硬化後も少しベタつきます。
できるだけはみ出さないよう、丁寧に、
かつ素早く塗布しなければなりません。

まだまだ修行が必要です。




今作品の使用ビーズは
ハードタイプの「ハマビーズ」でした。

ソフトタイプの
「ミドルフューズビーズ」や
「アイロンdeビーズ プレミアム」で作ったら、
もっと弾力があって
折れなかったのかもしれません。

久々の立体作品で、出来はまぁまぁでした。
でも、シャッターサングラスは
カラフルな色を選びながら
とても楽しく作業できました。

市販の既製品は成型加工の都合上、
単色がほとんどです。

アイロンビーズなら
5mmのクリアビーズの中に
2.6mmのビーズを入れてみたり、
夜光ビーズで作ってみたり、
と、いろいろ考えるだけでも面白いです。

また挑戦したいと思います。




posted by 阿彦伊織 at 10:00| Comment(0) | アイロンビーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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