アイロンビーズおばさんが10代20代の頃、
ハロウィンだからといって
特に何もすることはありませんでした。
パーティーグッズも東急ハンズや
ドン・キホーテへ行かないと手に入りません。
それが母親となった今、どうでしょう。
児童館や公民館の一室、
大型マンションのパーティールームなどを借りて、
毎年簡単なハロウィンパーティーをしています。
広い公園でレクリエーションもしました。
仮装も、本格的な衣装からワンポイントのグッズまで、
ネットショッピング、100円ショップ、お下がりで
簡単に手に入るようになりました。
パーティーといっても
子供が仮装して集まって、写真撮って、
市販のお菓子を配って、
あとは自由に遊ぶだけなので
大したものではありません。
それでも昔の自分が今の状況を見たら
ビックリするでしょうね。
今年は近所の公園に集まって
お菓子を配って遊ぶことになりました。
仮装は興味がない子もいるので、
してもしなくても大丈夫です。
アイロンビーズおばさんは撮影用の小道具に
派手なメガネを作ってみました。
パーラービーズの図案集を参考にしています。
ビーズは全てハマビーズを使いました。
左から、
ひげメガネのフォトプロップス、
ネオンカラーのメガネ、
ゴールドとネオンカラーのシャッターサングラスです。
ボードにビーズを並べるのは各10~15分程度でできました。
ところがこの後、
普段あまり作らない立体作品に
アイロンビーズおばさんは大苦戦しました。
そこで、お助けアイテムの登場です。
グルーガン(Amazonで購入)と
モール(100円ショップ「ダイソー」で購入)です。
ひげメガネのフォトプロップスは
図案の通りアイロン掛けしても
グラグラで今にも折れそうでした。
裏側を補強し、子供の利き手である
右手で持つ向きで仕上げました。
まず、持ち手全体を割り箸で補強しました。
油性ペンで真っ黒に塗った割り箸をグルーガンで接着し、
継ぎ目と箸が剥き出しの部分をモールで巻きました。
30cmの黒いモールを3本使いました。
モールは尖った針金が出ないよう、端を隠して巻き込みました。
次に、持つとグラつく部分はボンドを盛って補強しました。
シャッターサングラスはまぁまぁしっかりしているのですが、
フレームとつるの接合部が安定しません。
ハマビーズの「ゴールド」使用。ビーズの単価が高額ですが奮発しました。
ハマビーズの「蛍光透明ミックス」から3色使いました。
青に透明感があって、
パーラービーズの単色「オーシャンブルー(NEON BLUE)」より
鮮やかです。
アイロン掛け強めにしないと作品が折れる。
でも組み立てる時、ビーズが広がって穴に入らない。
葛藤した挙句、
ビーズの溶けた部分をハサミで切って
穴に差し込み、ボンドで補強しました。
シンプルな割に一番大変だったのが
子供サイズのメガネです。
元々、図案につる部分があって組み立てましたが
接合部がつるもフレームも折れました。
つる自体もビーズ1列であっけなく折れました。
つるは早々に諦め、もったいないけど処分。
ここは割り切ってモールのお世話になることに。
フレームのビーズ1マス分の穴に
半分に折ったモールの端を2本入れて巻き付け、
子供の顔と耳に合わせながら曲げて
つるを作りました。
30cmのモールを左右1本ずつ使っています。
更に裏側から
折れやすい接合部の周りと
ブリッジをボンドで補強。
これで何とか形になりました。
ふぅ。
補強だけで小一時間掛かりました。
これで明日無事に写真撮影さえできれば、
アイロンビーズおばさんは満足です。
ただでさえ か弱いおばさん作の立体作品、
子供が手に取って身に着けるので、
たぶん壊れるでしょう。
でもそれでいいと思っています。
と言うのも、
アイロンビーズは慣れて道具を揃えてしまえば、
日常生活を彩るちょっとした飾りが
安価で簡単に作れるからです。
ハマビーズ1000個入りを税込248円で購入したので、
ビーズ1個あたりの単価を約0.25円で計算してみます。
ゴールドのみ1000個入り税込432円で単価約0.43円とします。
使用ビーズ数とビーズ代は
フォトプロップスが300個で、75円。
シャッターサングラスが286個で、72円。
ゴールドは212個で91円、蛍光74個で19円、計110円です。
厳密には更に
ペグボード、アイロンシート、
アイロン本体、アイロン台、
アイロンを掛ける電気代、
ピンセット、図案集、
接着剤、モール、割り箸など
諸費用がプラスされます。
それでも数十円から100円強で
子供とあれこれ考えながら遊べます。
壊れたらどこがダメだったか見つけて
また挑戦すればいいんです。
本当によくできたおもちゃでです。
こんなおばさんになっても
試行錯誤しながら遊んでいる人がいるんですから、
間違いないですよ。